たくさん眠っている写真の中から、少しずつ掘り出して… 熊本市江越にある「鎹(かすがい)」。なんと去年の秋に行ったときのものですが、良いお店でしたのでちゃんと記録しておきたいと思います。 こぢんまりとしており、大人数で行くようなお店ではありませんが、お店の方が目の届く範囲で営業されている感じが伝わってくる接客で気持ちよかったです。(後日、子供連れの友人ともお伺いしましたが、いろいろと気を使って頂きました) カウンターもあるので、一人でお昼というときにも使えます。そのカウンターには焼酎がずらり。日本酒やワインもあるそうなので、夜もじっくり楽しめますね。 ご主人はとてもお若いのですが、京都でしっかりと修行を積まれており、どれもとても美味しく頂きました。 この日頂いたランチは1,580円のもの。 「山芋のお豆腐」に乗っているのは人参・・・かと思いきや、からすみでした。食べながら食材を探る楽しみがあっていいですね! 手前のレンゲの上に乗っているのは「ゴマ豆腐」。ふるふるの舌触り。もずくも酸味が柔らかくて、とても美味しいです。 続いて出てきた「サーモンのお刺身」は、軽く昆布でしめてありました。生臭さが気になる方でもこれなら問題なさそうですね。 湯葉も豆の味が濃厚で、少量なのですがとても満足がいく一品。ご主人は京都で修行して来られたというだけあって、さすがに仕事が丁寧ですね。頂くこちらも気持ちが落ち着きます。 「生麩と加茂茄子の揚げだし」は、「ば、晩御飯ですか!?」というくらい気前の良い量!(写真は寄りすぎなんですが、器が大きいんです。寄りすぎたー!)思わずお酒を頼みそうになってしまいましたが、ぐっと我慢我慢。 加茂茄子は身がとてもしっかりしているため、揚げたあとでもふにゃふにゃしていません。 生麩は表面がカリカリのサクサクに揚げてあるのに、中身はもっちりむっちり。食べ進んでいくと、白身の魚(鯛だったかな?)もあり、これまた揚げ具合が絶妙で白身魚にありがちなぱさつき感が一切ありません。たっぷり盛られた針しょうががまた堪らない…(香りの強い食材が好きなもので) 「豆腐のクリームチーズサラダ」。サラダの中にある、白いサイコロ状のものが豆腐のクリームチーズです。隠し味にベーコンの風味がして、こちらのお店でも大人気の一品だとか。 女性には特に受ける味だと思います。これはお酒にも合いそう・・・ 今日のご飯は「ちらし寿司」。一緒に出して頂いたお吸い物には、ハモと海老のすり身が。ひとつひとつの品が丁寧に盛り付けられていて、こちらの気分も良いですね。 このあと「3種の串揚げ」を今日は出して頂きましたが、本当は「茶碗蒸し」が出るのだそうです。この日は14時過ぎに伺ったので、茶碗蒸しは終わってしまったのだそうです。(ちなみにお昼のオーダーストップは14:30) 茶碗蒸しは逃しましたが、なんだか得した気分でした^^ 「ためしに食べてみてください」といって出して下さったのは「サバの煮付け」。一度揚げてから煮付けてあるそうで、白いご飯にぴーったり!サービスありがとうございました^^ デザートは「ヨーグルトといちごのムース」。あまり甘くなくてすっきりした、美味しいデザートでした。 さらに奥様の試作品、「チョコレートと豆腐のムース」も出して頂きました。(感謝!) チョコと豆腐!? という感じですが、これがまたカカオのビターな感じがよく出ていて、試作品とは思えない美味しさでした。もう商品化できますよー!! …ってコレ、2007年秋の出来事ですから、すでに商品化されてるんじゃねーかい?? ●鎹(かすがい) TEL:096-370-7177 熊本市江越1-16-20 地図はこちら スポンサーサイト
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「福岡に来たら『玄瑛』のラーメンば食わんば!」と一人っ子番長のD氏に言われ続けてきましたが、その姉妹店が熊本にでき、ようやく食べに行ってきました! …と言っても、実際に言ったのは年明けなんですけども。どんだけ更新が遅れてるんだという話で。ええ。 「いくらトンコツが好きでも、いったんは醤油を食え!」と番長に言われたことを思い出し、醤油ラーメン(800円)と豚骨ラーメン(650円)をひとつずつオーダー。 ものすごく酔っ払った状態で伺ったわけなんですけども、いやー、番長、参りました。福岡の『玄瑛』は前を通ったことしかないので、ここと同じ味なのかどうかは分かりませんが、『玄啓』の醤油ラーメンはスープがキラリと光るものすごくさっぱりしたゴクゴクいけちゃう系。 何しろキラキラしていて、見ているだけで「美味しいだろう、そりゃあ」と、間違いない味が予想できてしまうスープです。 どのくらいスープが美しいかというと、ラーメンを食べ終わったあとのスープでお茶漬けが出来ちゃうくらいに澄んでいるんですねぇ。(お茶漬けは200円プラス) お茶漬けだけさらっと出されたら、まさかラーメンライスだとは思わないでしょうね。ラーメンはトンコツでなくちゃー!と思っていましたが、これなら醤油もありですね。 もうひとつ驚いたのは、豚骨ラーメンが無化学調味料だということ! ラーメンといえば秘密の白い粉をどさーっと振って、あとは秘伝のタレで…なんていう先入観を持っていた私にとって、化学調味料なしのラーメンとはもはや新種!(もしや私の認識が古いんだろうか…) 豚骨ラーメンも勿論美味しかったのですが、いかんせん酔っ払いだったために写真がブレブレで、全然美味しそうに写っておりませんでしたので、味の方はご想像におまかせ致します。人生に想像力は必要だよね。 いやーでもきっと私は、次もまた醤油を食べちゃうだろうな。そんでもってお茶漬けも食べちゃうんだろうな。炭水化物ダブル攻撃だな。気にしない、気にしない。。。 ●麺劇場 玄啓 TEL:096-356-9100 住所:熊本市下通り2-3-3 地図はこちら |
熊本市浄行寺交差点近くにある中国茶カフェ「茶房玉蘭」。 古い民家をうまく活用したつくりで、非常に味があって落ち着く店内です。 ランチは1,300円。他にメニューがあるのかもしれませんが、席につくと「ランチでよろしいですか?」と聞かれたので、条件反射で「ハイ」と返事してしまいました。 ランチにはおかゆと饅頭(まんとう)が付き、これはおかわりOK。いろんな種類のおかずが少しずつ乗っていて、女性受けする感じです。 饅頭(まんとう)は、私が以前中国に1ヶ月滞在したときにいつも食べていたまさにその味で、すっごく懐かしい??!! この日は八角のきいた豚の角煮がメイン。大根がまたうまーい!麻婆豆腐は豆腐がしっかりしていて、結構辛め。しょうがが効いていて、本格的な味わいです。 春雨のサラダとトマトの卵炒めも優しい家庭の味で、とてもなごみます。 何より美味しかったのが、「じゃがいもとねぎの炒め物」。かなり細く千切りにされたじゃがいもと白髪ネギを油で炒め、塩胡椒してあるだけなんだそうですが、なんだこのうまさーーーー!! めちゃくちゃクセになります。これはすぐにでも家で作れる一品。マイメニューに入れるべし、入れるべし! 見た感じは、いろんな種類が少しずつ乗っているので、すぐに食べ終わってしまいそうな気がしたのですが、なんだかとてもお腹にたまります。水分の多いおかゆと、饅頭(まんとう)のせいかもしれません。すごい量を食べているわけではないのにお腹が膨れるので、とてもヘルシーな気がします。 食後のお茶はもちろん中国茶。5種類の中から選べます。 ティーポットに入れて出してくれるうえに、大きなやかんにたっぷりのお湯を入れて持ってきてくれるので、思うぞんぶんお茶を飲んでのんびりできるところが良いですね! ●茶坊 玉蘭 TEL:096-344-5658 熊本市薬園町1-9 地図はこちら |
八代未来の森ミュージアムで葛飾北斎展を見たあと、宮原SAでごはん! SAのレストランって、いろんな組み合わせの定食がたくさんあって、選ぶのが楽しいので実は結構好きなんです。 「味噌カツ丼&ざるそば(880円)」。こちらはSAならではのガッツリ系メニュー。そばはうどんにも替えられます。いやースゴイね、どんぶり&麺類、炭水化物vs炭水化物! お腹いっぱいで運転手さんはその後眠くなるんじゃないでしょうか・・・。 「健康美人セット(980円)」。 豆腐ハンバーグ・黒豚コロッケ・きのこグラタン・冷製パスタ・小鉢・杏仁豆腐にご飯とサラダがセットになっています。 いろいろ少しずつ食べたい女性向けのメニュー。 豆腐ハンバーグは、ハンバーグというよりも、がんもどきかさつま揚げといった方が良いかも? 焼いてある、というより揚げてある感じです。ふわふわで美味! きのこグラタンは残念ながら少し冷たかったので、温めなおしてもらいました。悪いなーとは思ったのですが、温めてもらって正解。チーズが中にまでたっぷり使われていて、アツアツの方が断然美味しいです。(そりゃそうだ、グラタンだもん) 杏仁豆腐は黒蜜がかかっているタイプ。黒蜜ウマー! 「四季菜の膳(980円)」。 豆腐ステーキ、きびなご天ぷら、銀ひらす西京漬け、サーモンサラダ、温泉たまご、小鉢にご飯と味噌汁がセットになっています。 これまたいろいろ少しずつ食べたい人向けのメニュー。 SAでこういう女性向けのメニューがあるところって、最近増えているんでしょうか? これまではボリューム満点系が多かったイメージがありますが、こういうメニューが増えると女性には嬉しいですね。 こちらは魚を使った品が多く、きびなご天ぷらもあっつあつのサックサク!定食に温泉たまごが付いているのも、個人的にはポイント高し! 他にもハンバーグ、黒豚コロッケ、チキン南蛮、唐揚げ、海鮮ちらし、ジャンボ天丼など・・・胸躍るメニューがいっぱい。SAのレストランって楽しい・・・! ●宮原サービスエリア レストラン TEL:0965-62-3561 九州自動車道 宮原サービスエリア(上り)内 HPはこちら |
熊本市我輩通りの信愛女学院向かいにある「松本家」。 昼間は雨戸が閉まっていて民家にしか見えませんが、日暮れとともに雨戸が放たれ、なんともノスタルジックな良い雰囲気で道行く人の足を止める店。 前を通るたびに気になっていたのですが、機会があったので寄ってきました! 昔の民家を思わせる、横に長い造りの店内はカウンターのみ。鉄板があり、ちょぼ焼きや焼きそばが主力商品のようです。魅力的?♪ この日はお酒抜きで食事だけでしたが、おつまみ系も結構いろいろありましたので、鉄板の前でビールで乾杯!という方も多いようです。 「肉・めん・野菜・卵の松本流ちょぼ焼き(930円)」をオーダーしようとしたところ、「すごく量が多いですよ」とのこと。2人で930円のものをオーダーしようとして、「量が多いですよ」と止められるとは・・・ひとり465円でも腹いっぱい食べられるということではないか!!! 店員さんの助言に従い、少しボリュームを落として「肉・めんの松本流ちょぼ焼き(630円)」をオーダーすることに。 ちょぼ焼きと焼きそばをオーダーしたら食べきれないだろう、ということだったので、軽く野菜系を追加しました。 「マヨキュー(380円)」。みずみずしい新鮮キューリが山盛り!この量を見た時点で、ちょぼ焼きのボリュームを覚悟しました。 マヨキューにはマヨネーズだけでなく、辛味のきいたトマトソースも添えられていて、これがまたなんだか新しい取り合わせ。サルサソースみたい。パリパリのキューリが美味しかった! 「キノコホイル(480円)」。キノコの仲間たちがホイルで焼かれてこんにちは☆ 箸休めにぴったりの一品です。 ちょぼ焼き登場。どどどどどどーん!!あまりのボリューム感にしばし絶句。や・・・安いよ、このお店。 ちょぼ焼きは、たこ焼きがつながったみたいなタイプのものではなく、広島風のお好み焼きをくるくるっと巻いたような平たいタイプ。時折ポリポリと歯にあたる沢庵が良い仕事してます! 初めは食べきれるか心配だったのですが、なんだかんだで完食してしまっていました。 驚くべきはそのボリュームとコストパフォーマンスの高さ。お金がないけど街でご飯・・・っていうときにはめっちゃオススメのお店です! ●下町Dining 松本家 TEL:080-5212-7050 熊本市坪井1-2-28 地図はこちら |
熊本市大江の市立図書館近くにある「韓国料理 福亭」にて晩御飯♪ 韓国料理はときどき強烈に食べたくなりますねー! 一緒に食事したNさんは、辛いものが苦手なはずなのに、なぜかトッポキにはまってしまった不思議な人。そんなわけで、トッポキは必須アイテムのようです。 トッポキを頼むってことは、口の中ボーボーになることは必至だよね…せめてスープは辛くないものを!という考えから「カルビタンスープ(788円)」。 白いスープは牛のダシがたっぷり出ていて優しいですね。牛肉と春雨が入ったヘルシースープ。 必ず頼む「海鮮チヂミ(840円)」。ここのチヂミは結構大きく、ボリューム満点! 出ました「トッポキ(1,029円)」!真っ赤!当然だけど真っ赤!この甘辛いソースが不思議とクセになるんですね… 辛いのに、次から次へと手が出るもちもちのトッポキ。今日はビールを我慢しようと思ったのに…気づけば左手にはジョッキが…!! この日は2人でお邪魔していましたので、チヂミ+トッポキ+スープでお腹いっぱい!トッポキもお餅みたいなものですから、結構お腹にたまります。 どれも本場の味なので、4?5人でいろいろ頼んでワイワイいろいろ食べるのも楽しいと思います。 ●韓国料理 福亭 TEL:096-373-7778 熊本市大江6?22?24 地図はこちら |
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