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【一次会】天ぷ羅 政(てんぷら まさ)
九州でも有名なお店

つつつついに来ました、熊本が誇る天ぷら屋「天ぷ羅 政」!いろんなタイミングがうまく重なって、Nさんに連れていって頂きました。

2日前くらいまでに予約しておく方がベターと聞いていたのですが、なにぶん急に決まったため、当日になって突然の予約。カウンター8席しかないお店なので心配だったのですが、無事予約することができました。

紀伊国屋書店の裏のあたりにある雑居ビルの5階に入っていますが、エレベーターを出てお店へのアプローチに入ると、さすがにうまく雰囲気づくりがされていて、高級感が漂います。
ついに来てしまった…

油ものだからということで、カウンターの上にはお店の名入りのひざ掛けが用意されています。運よく他のお客様はおらず、私たちだけの貸切でお食事させて頂くことができました。

こちらの天ぷら油は椿油。椿油は天ぷら油の中でも最高級品と言われているそうです。さらに「」の椿油は、熊本特産の天然上質のもので、古来の圧縮法で搾り出したものだそうです。
淡白でクセがなく、素材の味を生かす油だということなのですが、今日は私たちだけの貸切=油も新品!! これはめちゃくちゃ嬉しい!!

お品書きは特になく、カウンターに座れば「創作天ぷら会席」のスタートです。旬の野菜と新鮮なお魚を使った内容なので、行くたび違うものが食べられます。

初めから天ぷらが出てくるわけではなく、京の味をベースにした小鉢が少し続き、お料理の出方にストーリー性があります。
まずは「鯛の昆布じめ」。お醤油も一緒に出して下さいますが、大将のオススメでそのまま頂いてみたところ、お醤油をつけるのが勿体無いくらいの上品な味。
手前は水前寺海苔。下に敷いてある昆布ももちろん残さず頂くことができます。

私たちは2人ともビール党なので、どこでも構わずビールなのですが、こちらのお料理には日本酒の方が合うかもしれません。
鯛に添えられているのは水前寺海苔

続いて↑の「東寺湯葉と小巻湯葉」。右奥の大きい方が東寺湯葉。ユリネや銀杏などが包んであります。左のソラマメの裏に隠れてしまっているのが小巻湯葉。その名のとおり、くるくるくるっと巻いてあり、かなり巻きが細かいです。

聞けばこちらの大将は、毎年年末になるとお店を閉め、京都の有名なお寺にお料理を作りに行かれるそうです。(お寺の名前は書きませんが、京都でも有数の規模を有する非常に有名なお寺です。名前を聞いてビビりました。)
どうりで京の気配が感じられるお料理なのですね。

次に温かい「雑煮」が出てきました。焼き穴子の上に、細く切ったごぼうとネギを乗せてダシが張ってあり、穴子の香ばしさとごぼうの香りがベストマッチ。非常に美味しいお雑煮でした。
焼きあなごとごぼうが絶妙のお雑煮

たっぷり生野菜のサラダが出てきたところで前菜は終了。ここから天ぷらです。

まずはお約束の「海老の足」。粉のように粒子が細かい、ミネラルたっぷりの沖縄の塩で頂きます。この沖縄の塩には緑色のつぶつぶが混ぜ込んであったので、海苔かと思っていたのですが、なんとその正体はパセリ!生のパセリを刻んで、さらに乾燥させたものを混ぜ込んであるそうです。
海老の足&海老

海老」。もうコメントの必要はないですよね。

前出の「沖縄の塩」の他に、「だし」、「大根おろし」、「味噌ダレ」、「レモン」が卓上に用意されているため、自分の好きなものを付けて頂くことができます。
大将も「コレには絶対こっち!」などとおっしゃるタイプの方ではなく、食べたいように好きなスタイルで食べて下さい、と言って下さいます。でも一本芯を持っていらっしゃるようで、お話の端々にお料理に対する強いこだわりを感じることが出来ました。

お料理に関する様々なお話のひとつひとつが実に面白く、食事も楽しみましたが、大将のお話も楽しませて頂きました。
好みのタレで食べられます

↑の海老の後ろに少しだけ写っていますが、天ぷら屋さんが使っているお箸ってとても太いですよね。Nさんがその理由を尋ねたところ、「衣を混ぜすぎないようになんですよ」とのこと。なるほど?!職人さんの道具には、それなりの理由があるものなんですね?!

続いて出てきたのは、一口サイズの小さな「タマネギ」。一口サイズだからって油断して食べると、中は超アツアツのトロトロですのでご注意を!
ホタテは芯がレア!

ふきのとう」と「貝柱」。ふきのとうは味噌だれとの相性が最高!貝柱の火の入り具合、写真で分かるでしょうか?非常に絶妙なレア加減なのです…!

当たり前のことかと思いますが、非常にマメに懐紙(というのでしょうか、天ぷらを乗せる紙)を替えてくださいます。
大体が衣が軽めでサックリした揚がり具合なので、それほど油は出ないのですが、それでもこの心配りは嬉しいですね。

紋甲イカ」、「こごみぜんまい」、「たらの芽」。イカは出てきた熱々の状態で食べないと、すぐに火が通ってしまって歯ごたえが変わってしまうので、急いで食べましょう!
私みたいに写真なんか撮ってる場合じゃありません!(それでも大将、わざわざイカを切って下さって、写真が撮りやすいようにして下さってありがとうございました!)
イカも火加減が絶妙

ふぐ」。どのタレで食べようかな?と迷っていたら、大将が美味しい食べ方を教えて下さいました。ぎゅっとしぼったレモン汁に、おもむろに大根おろしを投入。レモン汁を吸ったおろしをふぐに乗せ、それを沖縄のパセリ塩で頂きます。
「ふぐのサンドイッチや???!」と彦麿呂風に、Nさんのギャグも冴え渡りますw

ここでいったん熱くなった口の中を冷やしてください、と言って出されたのはお蕎麦。フレンチのコースで間に出てくるシャーベットみたいな役割でしょうか。いい感じのアルデンテなお蕎麦で、つるつるっと食べてしまいました。
いったん冷たいお蕎麦でリセット

お蕎麦で落ち着いたところで出てきたのは「ふぐの白子」。とたんに落ち着きがなくなる私w 絶対コレ、噛んだらトロトロ?ッてめちゃくちゃ熱いのが出てくるー!熱くて火傷するのは間違いない!だけど…白子の天ぷら、熱いうちに食べないでどうする!!!

大将も「熱い白子で火傷をなさっても自己責任です」なんて言って笑わせるし、恐る恐る頂きました。当然、それはもうこれ以上ないくらい熱々なんですが、その美味しさも一級品!火傷してもいい!

続いて「さより」と「アスパラ」。何でしょうね、ず?っと天ぷらなのに全くしつこくないし、飽きも来ません。これが最高級椿油の実力!?
正直言うと、予約を入れた時点では「天ぷら会席となると、今夜は胃薬のお世話になるかも」と思っていたんです。
大将によれば、こちらの会席を一通り食べて帰宅し、「お茶漬けでも…」という気分になる程度の腹加減になるくらいを目安にしているとか。

量についてよく考えられているということもありますが、お料理の出てくる順番と、やはりなんと言っても揚げ具合。衣も軽くていくらでも入りそうです。
カリカリの穴子

大好きな「穴子」もカリカリのふわふわ。「三つ葉」と「ししとう」で天ぷらは終了。量は抑えてあるといっても、満足感120%!

お膳に乗って、軽めに盛った白米とお味噌汁お漬物が出てきます。こちらはお茶漬けではないんですね。赤味噌をベースにしたあわせ味噌のお味噌汁が、涙が出るほど美味しいです。わかめとなめこが入っているのですが、「コレ、わかめですか」と思わず聞いてしまったほど肉厚で、普段食べているものと全く違ったわかめが入っています。
お味噌汁だけで、目からウロコがボロボロ落ちました

デザートは完熟メロンお汁粉。このお汁粉を頂き終わったところで「お茶室へどうぞ」とお誘いがかかります。こちらのお店には、ビルの中だというのにお茶室が設けてあり、おかみがお茶を点てて下さるのです!

きちんとした茶室で、靴を脱いで中にあがると、ちゃんと炉も切ってあり、立派な掛け軸がかかっています(これも前出の有名な某お寺さんのもの!)。
茶室で一服

形は正式ですが、気さくなおかみさんが「足はくずして下さいね」と声をかけて下さり、いろんなお話をしながらの楽しいお点前となりました。

茶室には、油といぐさの灯心を使った本物の灯明に火が点してあり、お茶を頂いている途中で入室して来られたご主人が電気を消すと、すごく良い雰囲気に。(暗すぎて写真は撮れませんでしたが、昔の人はこういう灯りの下で書き物をしたり、縫い物をしたりしていたんでしょうね)

なんでも前日にはドイツからのお客様がご来店になったそうで、天ぷら会席はもちろんですが、この茶室でのおもてなしにも大感激しておられたそうです。たしかに、外国人のお客様をもてなすには絶好のお店ですね。

心地よい灯りの茶室の中で、大将とおかみさんとのんびりかなり長い時間お話をさせて頂きました。押し付けがましいところは一切なく、それなのに一本こだわりの芯を持った接客が非常に好印象です。

お客様によっては、さらにこのあと、お店に入ってすぐの場所にある談話所でゆったりとお茶を飲んで行かれるそうです。(私たちはお店を出たあと、近くのロザリアンコーヒーに行きましたが)
囲炉裏を囲んだこの椅子の隅には、とても大人しくて人懐こい看板犬「ゆきちゃん」が座っていました。
看板犬もいます

今回のお料理は、2人がビールを2杯ずつ飲んで、合計で26,000円。一人当たりの予算は12,000円前後といったところでしょうか。それでも行く価値のある、間違いのないお店です。こんなお店が熊本にあるなんて!

<アクセス>
熊本市下通りの紀伊国屋手前から酒場通りへ。突き当たる少し手前右手の小原ビル5Fです。

●天ぷ羅 政(てんぷら まさ)
 TEL:096-325-2688
 熊本市大通1-5-23 小原ビル5F
 ぐるなび内のページはこちら
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【2007/01/24 23:00 】 | 一次会 | コメント(10) | トラックバック(0)
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コメント
7eさん、最近会わないと思ったら~…
相変わらず元気でモグモグしてますね(笑)
和のおもてなしっていいですよね~☆
灯明でのお茶会…柔らかい雰囲気が大好きです。
また茶道再開したくなりました!!
【2007/01/29 12:46】| URL | ほっしー☆ #- [ 編集 ]
7e3、私もチェックしていたお店でした。
しかし財布に余裕がないといけないお店ですよね。
いつになったら行けるのやら・・・・
それにしてもおいしそうですね。
記事を見てるとホントに行きたくなります。
椿油・・・初体験してみたいッス。
【2007/01/29 13:13】| URL | kumamotodaisuki #- [ 編集 ]
都会の中の料亭
九州で一番の「噂」が現実と成りましたね。
まさに都会の中の料亭です。
侮れません、熊本の料理人達は。
和洋にかかわらず、一流料理には必ず
素敵なストーリーが料理人の手で入念に
準備されていますね。
【2007/01/29 13:26】| URL | Duke #- [ 編集 ]
(*^^*)
盛りつけがすっごくキレイ!!
ふきのとうが可愛いし♡

うちの庭に毎年ふきのとうが何個か立つの。
めっけたら即、天ぷらです(笑)
【2007/01/30 11:39】| URL | カフェ #- [ 編集 ]
ほっしー☆へ
天ぷらも一流だったんだけど、お点前がまたねー、実にいい感じでした!やっぱ長いことお茶やってると、所作のひとつひとつがきれいで素敵だったばーい☆
【2007/01/30 14:22】| URL | 7e3もぐもぐ #- [ 編集 ]
kumamotodaisukiさんへ
ホント、余裕がないと行けないお店ではあります…が、経験する価値は充分にあり!はぁ~、また行きたい…けど次はいつになることやら…
【2007/01/30 14:25】| URL | 7e3もぐもぐ #- [ 編集 ]
Duke様
本当に本当に、いつも素晴らしい食体験をさせて頂いていて感謝感激です(号泣)!熊本みたいな地方都市でも、素晴らしいお店ってあるものなんですね。今日も当たるといいな!
【2007/01/30 14:28】| URL | 7e3もぐもぐ #- [ 編集 ]
カフェさんへ
すごっ!おうちの庭でふきのとう狩り!?
これはまたなんとも贅沢な旬の味…、わざわざ食べに行く必要がないですね!
【2007/01/30 14:29】| URL | 7e3もぐもぐ #- [ 編集 ]
おくさーーん!!
エンゲル係数高か生活しよるね!
ばってん美味そう・・・マジ美味そう。今度

この前、教えてもらったタイランドまじうまかったばい。ありがとね。

明日、飲み会だけん、おくさんのブログ見せてもらいよります。

街で「温かい・煮込み料理風」なのを食べたいのですが、どっかなかろか?ちなみにおでんはイヤです。日本酒が豊富にあるところ知ってる?知ってたら教えて下さい。

それでは、おくさん、近いうちに、飲みにいこね。

追伸:ホフディラン復活したらしかばい。
【2007/02/01 14:42】| URL | ベイベー #- [ 編集 ]
ベイベーへ
おっ、ベイベー久しぶり!ホフまじで!?早速ググらねば…!
日本酒が豊富なとこか…自分があまり日本酒を飲まないからねー、焼酎とごっちゃにしてる感がありますが。憲シリーズとか、おるげんと、弐乃屋あたり?
【2007/02/01 21:20】| URL | 7e3もぐもぐ #- [ 編集 ]
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